玄関ドアの修理か交換か?風害による蝶番破損から見る交換のタイミングと注意点

「まだ修理で済む」と思っていませんか?繰り返す不具合は交換のサイン
「玄関ドアがガタガタする」「閉まりが悪くなった」「ドアクローザーを何度も修理している」「蝶番から異音がする」
玄関ドアの不具合について、このようなお悩みはございませんか?
実は先日、多賀城市浮島のお客様から「**台風の強風で玄関ドアの蝶番がダメになってしまった**」というご相談をいただきました。最初は修理を検討されていたのですが、お伺いしてみると、**ドアクローザーも過去に何度も修理しており、既存のビス止めの穴が開きすぎて、もう効かなくなっている**状態でした。
このような状況では、もはや修理では限界があります。今回は、玄関ドア工事も承っている私たちから、**玄関ドア交換の判断基準**と、**リーズナブルなアルミ玄関ドアへの交換時の注意点**について、詳しくご説明させていただきます。
実際の事例:お客様の玄関ドアはなぜ交換が必要だったのか
風害による蝶番の破損状況(何度も風によるドアの開閉が多かった)
お伺いして確認したところ、こちらのような状態でした。
**蝶番の状態**(何度も修理していた)
- **上部の蝶番が変形**し、ドアが傾いている(ビスの穴が弱くなっていた)
- 蝶番の取り付け部分に**亀裂が発生**(取り付け部分の木部が弱くなっていた。)
- ドアの重みで**さらに破損が進行**する危険性(風が吹くと、毎回ドアがバタンと進みすぎる)
- 開閉時に**ギシギシと大きな音**がする(閉まる直前に靴ずりの部分にぶつかつている)
台風や強風の際、ドアが勢いよく開いてしまうと、蝶番に想定以上の負荷がかかります。一度変形した蝶番は、修理しても**元の強度には戻りません**。
### ドアクローザーの限界
さらに深刻だったのが、ドアクローザーの状態でした。
**ドアクローザーの問題点**(曲がっている状態)
- **過去に3回以上修理済み**
- ビス穴が**広がりすぎて固定できない**
- 新しいビスを打っても**すぐに緩む**
- ドアが**勢いよく閉まる危険な状態**
ビス穴が開きすぎると、もう同じ位置での固定は不可能です。位置を変えて取り付けようにも、**取り付け可能な場所が限られている**ため、修理での対応は困難でした。
修理では解決できない理由
今回のケースでは、以下の理由から**交換をおすすめ**しました。
1. **構造的な破損**が進んでいる
2. **修理費用が高額**(蝶番+ドアクローザー+補強工事)
3. **また同じトラブルが起きる**可能性が高い
4. ドア自体も**20年以上経過**していた
5. **防犯性能も古い**タイプだった
玄関ドア交換が必要な5つのサイン
1. 開閉時の不具合が頻発
**こんな症状は要注意**
- ドアが**重くなった**
- **異音**がする(ギーギー、ガタガタ)
- **隙間風**が入る
- **鍵がかかりにくい**
これらは、ドア全体の歪みや劣化のサインです。
2. 修理を繰り返している
**修理の限界サイン**
- 同じ箇所を**2回以上修理**している
- 修理しても**すぐに不具合が再発**
- **修理費用が年々増えている**
- 部品が**廃盤で手に入らない**
3. 築15年以上経過
**経年劣化の症状**
- 塗装の**剥がれや錆**
- パッキンの**劣化による隙間**
- 断熱性能の**低下**
- 防犯性能が**現在の基準以下**
4. 台風・地震などの災害後
**災害による破損**
- 強風で**ドアが変形**
- 地震で**枠が歪んだ**
- 水害で**下部が腐食**
- 飛来物による**へこみや破損**
### 5. 生活スタイルの変化
**ニーズの変化**
- **バリアフリー対応**が必要
- **防犯性能を高めたい**
- **断熱性能を向上**させたい
- **スマートキー**にしたい
リーズナブルなアルミ玄関ドアへの交換メリット
価格を抑えながら性能アップ
今回、お客様が選ばれた**リーズナブルタイプのアルミ玄関ドア**には、こんなメリットがあります。
**価格面のメリット**
- 本体価格:**15~25万円**(高級品の半額以下)
- 工事費込みで**40万円〜50万円**
- 木製ドアより**メンテナンスコストが安い**
- **耐久性が高く長持ち**
**性能面のメリット**
- **最新の防犯性能**(ピッキング対策済み)
- **断熱性能の向上**(複層ガラス採用)
- **軽量で開閉が楽**
- **錆びにくく、手入れが簡単**
最新のアルミドアの特徴
**デザイン性**
- カラーバリエーションが豊富
- 木目調の質感も選べる
- ガラス部分のデザインも多彩
- 和風・洋風どちらにも対応
**機能性**
- 断熱性能が大幅向上
- 静音設計で閉まる音が静か
- ポスト一体型も選択可能
玄関ドア交換工事の流れと注意点
工事の基本的な流れ
**1. 現場調査・採寸**
- ドア枠のサイズ測定
- 開き方向の確認
- 外壁との取り合い確認
**2. ドア選定・見積もり**
- カタログから選定
- 色・デザインの決定
- オプション選択
- 詳細見積もり提示
**3. 発注・製作**
- 受注生産で約2週間
- オーダーメイドで製作
**4. 交換工事(1日で完了)**
- 既存ドアの撤去
- 新規ドア枠の設置
- ドア本体の取り付け
- 調整・仕上げ
交換時の重要な注意点
**1. カバー工法か枠ごと交換か**
**カバー工法**(既存枠の上から新枠を被せる)
- 工事時間:**3~5時間**
- 費用:**安い**
- 開口部が**少し狭くなる**
- 外壁を**傷めない**
**枠ごと交換**
- 工事時間:**1~2日**
- 費用:**高い**
- 開口部は**そのまま**
- 外壁補修が**必要な場合も**
今回の場合は、**カバー工法**で十分対応可能でした。
**2. 開き方向の確認**
**内開きか外開きか**
- 日本は**外開きが一般的**
- 玄関スペースを考慮
- 風の影響を受けやすさ
- 防犯面での違い
**右開きか左開きか**
- 生活動線を考慮
- 隣家との関係
- 駐車スペースとの位置関係
**3. 鍵の種類選び**
**鍵の選択肢**
- シリンダー錠(従来型)
- 電子錠(暗証番号式)
- スマートキー(リモコン式)
- 生体認証(指紋認証)
今回は、コストを抑えるため**シリンダー錠**を選択されました。
失敗しない玄関ドア選びのポイント
1. 断熱性能をチェック
**断熱性能の指標**
- K値(熱貫流率):**数値が低いほど高性能**
- K2.0以下:高断熱
- K4.0以下:標準
- ガラス部分は**複層ガラス**がおすすめ
### 2. 防犯性能を確認
**防犯対策のポイント**
- **CPマーク**付き(防犯建物部品)
- 2ロック以上
- ピッキング対策錠
- サムターン回し対策
3. メンテナンス性を考慮
**長く使うために**
- 表面処理の耐久性
- 部品交換の容易さ
- メーカー保証期間
- アフターサービス体制
4. デザインと機能のバランス
**選び方のコツ**
- 家の外観との調和
- 必要な機能を優先順位付け
- 予算内で最大限の性能
- 10年後も飽きないデザイン
実際の施工例:I様邸の玄関ドア交換
交換前の状態
- 築30年の木製ドア

パッと見た感じはどこも異常がないように見えますが、開けたり閉めたりすると、前述のような状態でした。
- 蝶番破損、ドアクローザー故障
- 隙間風がひどく、冬は寒い
- 鍵も古く防犯面で不安(お客様は特にこちらを心配しておられました。)
交換内容
**選定商品**
- リーズナブルタイプのアルミ玄関ドア

こちらのシャイングレー(AK)を選ばれました。
**工事内容**(カバー工法)
- カバー工法での施工

既存のドアを外し、枠はそのまま、既存の枠の上から新しいドアの枠を被せます。
- 既存ドアクローザー撤去
- 新規2ロック設置
- 外壁との取り合い部シーリング
交換後の変化
お客様からいただいた感想:
「**開け閉めが驚くほど軽くなった**」
「**隙間風がなくなって暖かい**」
「**見た目も新築みたいできれい**」
「**もっと早く交換すればよかった**」

こちらが施工後になります。
玄関ドア交換の費用相場
タイプ別の価格帯
**エコノミータイプ(アルミ製)**
- 本体:15~20万円
- 工事費込み:**40万〜55万円**
- 基本性能は十分
**スタンダードタイプ**
- 本体:25~35万円
- 工事費込み:**60~70万円**
- 断熱・防犯性能が高い
**ハイグレードタイプ**
- 本体:40~60万円
- 工事費込み:**80~90万円**
- 最高級の性能とデザイン
工事費の内訳
**基本工事費**
- 既存ドア撤去:2~3万円
- 新規ドア:15万〜60万円(ドア自体のお値段)
-取り付け工事費:15万〜25万(断熱性能が高いドアに関しては施工台が上がる場合があります。そのため10万円の価格幅があります。)
- 廃材処分費:2万円
- 諸経費(輸送費等):2万円
**追加工事が必要な場合**(この辺の追加分はお客様宅を見させて頂いた時に判断します。)
- 外壁補修:3~5万円
- 電気工事(電子錠):2~3万円
- 床面調整:1~2万円
よくあるご質問
Q1. 1日で工事は終わりますか?
**A. カバー工法なら半日~1日で完了します。**
朝から始めて、夕方には新しいドアが使えます。
Q2. マンションでも交換できますか?
**A. 管理組合の許可が必要です。**
共用部分に該当するため、事前確認が必須です。
Q3. 補助金は使えますか?
**A. 条件によっては使える場合があります。**
省エネリフォーム補助金などが対象になることも。
Q4. DIYでできますか?
**A. プロに依頼することを強くおすすめします。**
建付け調整が難しく、防犯・断熱性能に影響します。
まとめ:修理の限界を見極めて、適切なタイミングで交換を
玄関ドアの交換は、以下のような場合に検討すべきです。
**交換を検討すべきケース**
- 修理を繰り返している
- 築15年以上経過
- 構造的な破損がある
- 防犯・断熱性能を向上させたい
今回のように、**風害で蝶番が破損**し、**ドアクローザーも限界**という状況では、修理より交換の方が結果的にお得です。
**リーズナブルなアルミ玄関ドア**なら、予算を抑えながら、最新の性能を手に入れることができます。
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お気軽にご相談ください
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