畳の土台はそのままで、
ヘリなし畳から、ヘリ付きの畳に出来るのか？

多賀城市にお住まいのN様から、畳工事についてお問い合わせいただきました。

と言われました。
結論からいいますと、出来ないです。

なぜか。

ヘリを付ける部分を無理やり折っているために、それをまた逆に折ることは不可能です。

また裏側にしたとしても、今まで使われていた、ホコリやチリが跡になって裏側に付いているため、ヘリなし畳を裏返しすることは出来ません。

現在の畳です。

角のあたりが傷んでいます。

お客様とお話ししていましたら「とにかくきれいにしたい」とのことでした。

そこでご提案したことは、ヘリ付き畳にして、普通の編み方の畳でした。(引き目、と言います。)
ただ色にかんしては「黄金色が良い」とのことでしたので、現在敷かれている、樹脂タイプの畳ゴザにしました。

今回の材料です。

畳ヘリは、同系色のものを使わせていただきました。

施工後です。

「スッキリとして、良いね」
と旦那様やお母様から言われました。

ヘリなし畳はデザイン性に優れ、洋室にも合わせやすくなっております。
また、ユニット畳として、フローリングの上に置ける畳も発売されてます。

大きさは82センチ角となっており、厚みは15ミリ、女性の方でも持ち運び出来ます。

デメリットとしては、畳を裏にして使う、裏返しが出来ない、畳の角がもろい、ということがあります。

次にヘリ付き畳のメリットですが、角がヘリによって守られるため、ヘリなし畳よりは角が丈夫。
ただ、畳ヘリが仕切りを作ってしまうために、洋室に敷くにはデザイン性が乏しくなってしまうことが挙げられます。

当店では、お客様が望まれる畳作りが出来るように、当店ではアドバイスしていける体制でお伺いします。

畳工事やリフォーム、お家のお困りごとがございましたら、いつでもご相談いただければ、と思います。

畳の張り替えから、リフォームまでお任せください。

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