仙台市幸町の市営住宅にある集会所に、熊本産のいぐさを使った新畳を納めました。

市営住宅やコンクリートの住宅の下地は土間になっている

市営住宅やコンクリート住宅は、畳を敷くように設計はされておりますが、実際には畳を敷く前に、スタイロフォームや防湿シートを敷く必要があります。

それらの建物の下地はだいたい土間になっております。

こちらのようにです。

市営住宅やマンション、コンクリート住宅は、このような状態で畳だけを敷いてしまいますと、畳の裏が汗をかいてしまい湿気を呼んでしまいます

なぜか、コンクリートは熱を吸収し、日中はあまり感じない暖かさがありますが、夜までその暖かさをコンクリート内に吸収してしまうからです。
そのため、外気温と内部の気温差が出てしまいます。

特に冬は結露を発生させてしまうため、窓周りや玄関扉などに水滴が付いてしまい、カビを発生させやすくしてしまいます
カビは人体に悪影響を及ぼしたり、アレルギーの原因になる場合があります

なので必ず、スタイロフォーム湿気を抑える防湿シートを敷きます

こちらがスタイロフォームを敷いてところです

土間には、スタイロフォームや、防湿用のシートが必要です。

隙間なくスタイロフォームを敷きます。

スタイロフォームは断熱材ですので、冬は暖かさを保たせ、夏は暑さを和らげます

コンクリートに溜まった熱を遮断してくれます
そのため、市営住宅やマンション、コンクリート住宅に断熱材を敷いたり、壁の中に入れたりします。

施工後

施工後です。

今回は熊本産のいぐさを使い新畳を納めさせていただきました

また畳べりは、うららの24番を使いました。

元請けの現場監督さんからは、

畳の香りがして安らぐ

畳が入って一気にお部屋らしくなる

というお話をいただきました。

当店では、市営住宅やマンション、コンクリート住宅にも畳の施工実績があります

畳や断熱材のこと、お家のお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください

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