塩釜市北浜地区にて、わら畳からフローリングに工事をさせていただきました。
1階の和室を、わら畳から永大産業のフローリング・銘樹モクトーンのカバにて、工事をさせていただきました。
1.和室にある畳から、フローリング工事
「和室の畳からフローリングにして欲しい」というご要望は最近多いです。
近年、生活様式も変わってきていること、フローリングだとお手入れが楽なこともあるためです。
まずは畳を引き上げたら、床板に残っているほこりやちり・ゴミを掃除します。
お部屋の傾きや平行を見るためにレーザーを置きます。
年数が経つと、窓側に2ミリくらい下がっていたりと、場所によっては平行でない場所もあります。
平行にするために、下地組で調整します。
こちらの工程が終わりましたら、断熱材を入れます。
2.畳から、フローリングに変えると冬は寒いのはなぜ?
「なぜ断熱材を入れるか」ですが、畳は自然素材である藁やイグサを使用して作られており、この素材は空気を含んで保温性が高い特徴があります。
そのため、畳の上に座ると暖かさを感じることが多いです。
一方、フローリングは木材や合板などの素材で作られているため、畳よりも熱を逃しやすく断熱性が低いです。
床面が冷たく感じることがあり、特に寒い季節になるとフローリングの上に座ると冷たさを感じることがあります。
断熱性を高めるためには、フローリングの下に断熱材を敷くなどの対策をしなくてはいけません。
なので、断熱材が必要になります。
こちらが完成です。
畳だと跡や傷が付いてしまうイスを使っても、フローリングなら跡や傷は付きにくくなります。
3.畳とフローリングのそれぞれのメリットとデメリット
畳やフローリングどちらにもメリットやデメリットはあります。
畳とフローリングのそれぞれのメリットとデメリットを以下にまとめます。
- 心地よさ:畳は柔らかく、座るときに快適な感触があります。
- 断熱性:畳は空気を含んでいるため、床が冷たくなりにくく、部屋全体の断熱性が向上します。
- 防音効果:畳は音を吸収するため、隣の部屋や階下への音の伝達を軽減します。
- メンテナンス:畳は定期的なお手入れや日光の影響を受けやすいため、手間がかかる場合があります。
- 耐久性:畳は摩耗しやすく、交換が必要になることがあります。
- メンテナンス:フローリングは掃除が簡単で、汚れや傷が付きにくいため、手入れが楽です。
- 耐久性:フローリングは長持ちし、交換が少なくて済むことがあります。
- デザイン:様々な素材やデザインがあるため、インテリアに合わせた選択が可能です。
- 心地よさ:硬い素材でできているため、座るときに畳よりも冷たく感じることがあります。
- 断熱性:フローリングは畳よりも断熱性が低いため、床が冷たく感じることがあります。
- 防音効果:畳に比べて音を吸収しにくいため、隣の部屋や階下への音の伝達がある程度あります。
このように、どちらを選ぶか迷ってしまいそうですが、お客様自身の生活スタイルに合わせて、畳を使う部屋、フローリングを使う部屋、と分けてもいいかもしれません。
当店では、畳工事やフローリング工事、どちらも行います。
畳からフローリング、畳工事、フローリング工事についてのご相談、下見、ご予算などお気軽にご相談いただければ、と思います。
畳の張り替えから、お家の修繕、リフォームまでお任せください。
株式会社 ベルシステム
022-368-5565
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