塩釜市大日向町にて

8畳間の和室を熊本産の天然いぐさおもてを使用した新畳で、入れ替えした施行事例をご紹介します。
 

畳を変えるメリットは

塩釜市大日向町のお客様からのご相談でした。
前回、前々回、と当店にて、畳のおもて替えや、畳の裏返し工事を行わせていただいてました。

今回はお父様が亡くなられて、新盆を迎えるということで、
新しく畳を作って欲しい、ということでした。

ただ、8月に入ってからのご依頼ということで、
ギリギリの納品になりましたが、喜んでいただきました。
 

畳を変えるメリットとしては、お部屋が綺麗になる、
畳を取った時に、床板を掃除出来る、床板の状態も見ることが出来る、
お家が年月を経て、悪いところがないかを調べることが出来るようになる、と言ったメリットがあります。

また、畳の表面の畳おもて(いぐさ)は、経年劣化によって、畳本来の効果が失われていきます。
 

こちらが畳おもて(いぐさ)の断面図です。

畳おもて(いぐさ)の中心は、スポンジのようにふんわりしています。
そのため、畳に弾力性をもたらせます。
また、二酸化炭素や、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどの有害物質の吸着に優れています。
抗菌、消臭も兼ねています。
 

畳おもて(いぐさ)の内部は、長年踏まれていると、痩せていきます。
こちらが長年使った畳の断面図です。

長年、踏まれたため圧縮されています。
こうなると、弾力性はなくなり、有害物質の吸着も弱くなってしまいます。

なので、畳の定期的なメンテナンスが必要になって来ます。
 

畳の納期について

畳のおもて替えなら、2日から、3日の工事で完了出来ますが、
新しく畳を作る、となると、1週間から10日は必要になります。

今回ご相談いただいたお客様からは、8月に入ってからでしたので、お盆前ギリギリに納品出来ました。
 
 

施行例

今回は、既存の畳と新しい畳を交換する作業でしたので
タンスやテレビなど、動かしながらの作業でした。

こちらは畳を上げた状態で、床板のゴミなどを取ったところです。

大きなタンスもありますが、専用の道具を使い、移動しながら、畳を交換です。

こちらが施行後です。

材料はこちらを使いました

畳床(畳の土台)はケナフ仕様
畳ヘリは、西陣縁のといろNo.203です。
畳おもては熊本産いぐさ、当店メニュー、高級品を使わせていただきました。
 
 

お客様からの声です。

 
とありがたいお言葉をいただきました。
 
 

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